2022/02/16(水)
腰痛を治すために大事な『栄養素』とは?
こんにちは!
新宿区西新宿で「唯一」の慢性腰痛専門の整体院 慶新-KEISHIN-の伊東です。
あなたは、腰痛を治すために大事な『栄養素』をご存知でしょうか?
しっかり食事をして栄養を取ることはとても大事ということは認識されていると思います。
しかし、具体的にどのような栄養素を取るべきか知らない方もいます。
なので、本日は腰痛を治すために大事な栄養素について解説します。
まず、栄養素と腰痛の関連性について説明します。
最近だと「野菜」や「魚類」などをあまり食べずに、「炭水化物(糖質)」を多く食べていませんか?
糖質は、身体を動かすためにとても重要なエネルギー源となります。
しかし、糖質を取り過ぎると腰痛の原因にもなります。
食事から糖質を摂取すると、体内で最終的にはブドウ糖に変化します。
このブドウ糖が必要以上に身体の中に蓄積されると、
タンパク質と結合してAGE(糖化最終生成物)という物質を作ります。
このAGEは骨や軟骨、筋肉、靭帯などを劣化させてしまいます。
また、腰には椎間板の間に椎間板同士が潰れないように、繊維輪というクッション素材のようなものがあります。
AGEが蓄積されると、この繊維輪も傷つけてしまいます。
そのため過剰な糖質の取り過ぎは、腰痛の原因にもなるのです。
腰痛の対策としては、腰を作っている骨である腰椎やそれを支える筋肉などを作り、丈夫な状態に保つことが大切です。
そのためには、骨や筋肉を作る元となる栄養素をしっかり摂取しておく必要があります。
では、次に腰痛に関わる具体的な栄養素について説明します。
①丈夫な骨を作る栄養素
腰の骨を強く作るためにカルシウム、マグネシウム、ビタミンDが必要です。
カルシウムは、年齢と共に吸収率が低下するため、成長期の子供だけでなく、大人でも意識して摂取する必要があります。
マグネシウムは、カルシウムと伴に骨を作るために必要になります。
また、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルは、筋肉や神経の機能を保つ栄養素でもあります。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける作用があります。
2017年のZadroらの研究では、
ビタミンDの欠乏が腰痛の発症に関連し、特に60歳未満(特に女性)にその傾向が強いと報告されています。
なので、カルシウム、マグネシウム、ビタミンDが不足している方は摂取する必要があります。
食品としては、乳製品や小魚、干し海老や干しひじきなどがあります。
②丈夫な筋肉を作る栄養素
腰を支える丈夫な筋肉を作るためには、タンパク質を取ることが大事です。
タンパク質は、筋肉の他にも皮膚や爪、髪の毛、骨、血液などを作る上で欠かせない栄養素です。
また、健康的な身体作りに必要な酵素、ホルモンなどの物質もタンパク質が原料になっています。
食品としては、肉類や魚介類、卵類、大豆製品などがあります。
その他、血流を改善する効果のあるビタミンEやDHA・EPA、ストレスや疲労回復に効果のあるビタミンB群、ビタミンCなども意識して摂取したい栄養素です。
以上、腰痛を治すために大事な栄養素について解説しました。
しかし、腰痛に限らず、健康的な身体の基礎となるのはバランスの取れた食生活です。
偏った食事ではなく、3食バランスの良い食生活を心がけることもとても大事です。
しかし、3食のバランスは良くて健康にも気をつけているのに腰痛が治らないという方もいると思います。
なぜ、腰痛が治らないかというと他にも原因が潜んでいるからです。
当院では、様々な検査をして「根本的な原因」を見つけ、治療を行っていきます。
なので、腰痛を治して
「慢性的な痛みを無くしたい!」
「腰の痛みを無くして楽になりたい!」
「日常生活を痛み無く暮らしたい!」など
と思っている方は、是非ご相談してください!
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諦めないでください!
ー整体院 慶新
副院長 伊東聖弥