2023/03/08(水)
腰痛の改善のためにストレッチは”何秒”が効果的か!?
こんにちは!
新宿区西新宿で「唯一」の慢性腰痛専門の整体院 慶新-KEISHIN-の伊東です。
あなたは、腰痛でお悩みではないでしょうか?
当院にも、腰痛の症状でお悩みの方が多く来院されます。
その方達の中で、「腰痛の改善のためにストレッチは何秒くらい必要か」と聞かれることがあります。
本日は、『腰痛の改善のためにストレッチは何秒が効果的か』について解説します。
まず、「ストレッチ」とは筋肉を良好な状態にするために、筋肉を引っ張って伸ばす行為のことです。
主な効果としては、筋肉の柔軟性を高めることや血流の促進、傷害の予防などがあります。
ストレッチはとても良い治療法ではありますが、ストレッチを長く行えば良いということではありません。
2012年に渡邊らが発表した「静的なストレッチングの効果的な持続時間について」という文献に書いてあることをまとめると、
「10秒間のストレッチでは効果が不十分で、20秒間のストレッチで効果が出て、20秒間と60秒間のストレッチではあまり効果に差が出なかった」
ということが結果としてわかりました。
また、筋肉はゴムのような性質をしています。
ゴムは伸ばすと元に戻るように、筋肉も伸ばすと元に戻ろうとします。
ストレッチをしてもまた筋肉は元に戻ろうとします。
つまり、研究の結果に書いてあるように20秒〜60秒間の効果に差はなく、ストレッチを1回したくらいではまた元に戻ります。
なので、ストレッチの目安としては20〜30秒間のストレッチを2〜3回行うことをお勧めします。
ストレッチをすることで筋肉の柔軟性が高まり、腰痛の改善にも効果的だと考えられます。
しかし、ストレッチだけでは腰痛が改善されない場合があります。
なぜかというと、ストレッチは「筋肉」に対しての治療だからです。
腰痛の原因は筋肉だけではありません。
2016年の「山口県腰痛スタディ」という山口大学の整形外科医が発表した論文で、
腰痛患者320名を対象とした腰痛の原因が何かを調査した研究があります。
腰痛の原因の内訳としては、
椎間関節性 22%
筋・筋膜性 18%
椎間板性 13%
脊柱管狭窄症 11%
椎間板ヘルニア 7%
仙腸関節症 6%
その他 23%
このような結果になりました。
この結果から「筋肉」が原因で痛みが出ている確率は、腰痛全体のわずか「18%」しかないことがわかります。
なので、ストレッチだけでは腰痛は改善されないのです。
では、どのようにすれば腰痛が改善されるのかというと、身体のどこに異常があるのかしっかり検査をして治療する必要があります。
具体的には、どこの筋肉が原因なのか検査すること以外にも、関節は適切な位置にあるのか、神経に問題はないのか、しっかりとした運動は出来ているのかなど検査することは多くあります。
このように、全身を一つ一つ検査して治療する必要があります。
そうしなくては、腰痛が改善されることはありません。
当院では、「根本的な原因」を見つけて、腰痛を改善していくことができます!
なので、腰痛を治して、
「慢性的な痛みを無くしたい!」
「腰の痛みを無くして楽になりたい!」
「日常生活を痛み無く暮らしたい!」など
と思っている方は、是非ご相談してください!
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諦めないでください!
整体院 慶新
副院長 伊東聖弥