2022/09/07(水)
”筋膜リリース”をしても腰痛が改善されない理由とは!?
こんにちは!
新宿区西新宿で「唯一」の慢性腰痛専門の整体院 慶新-KEISHIN-の伊東です。
あなたは、腰痛でお悩みではないでしょうか?
当院にも、腰痛の症状でお悩みの方が多く来院されます。
その方達の中で、「筋膜リリースをしたが腰痛が改善されなかった」と聞くことが多くあります。
本日は、『なぜ筋膜リリースをしても腰痛が改善されないのか』について解説します。
まず、「筋膜」とはボディスーツのように全身を覆っている薄い膜です。
この筋膜が硬くなることで痛みの原因になる場合があります。
例えば、腰痛がある場合、腰の筋膜が硬くなって痛みが出ていることはほとんどありません。
お尻の筋膜や背中の筋膜など腰以外の筋膜が硬くなることで、腰の筋膜が引っ張られて痛みが出ている場合が多くあります。
この場合、お尻や背中などの硬くなった筋膜を解すことで腰痛が改善されるという原理です。
痛みの原因が筋膜だった場合、筋膜リリースを行えば良くなります。
最近だと、「筋膜専門の整体院」や「筋膜ローラー」など筋膜がとても注目されてきています。
しかし、筋膜リリースをしても良くならない場合もあります。
なぜかというと、筋膜以外にも腰痛になる原因がたくさんあるからです。
2016年の「山口県腰痛スタディ」という山口大学の整形外科医が発表した論文で、
腰痛患者320名を対象とした腰痛の原因が何かを調査した研究があります。
腰痛の原因の内訳としては、
椎間関節性 22%
筋・筋膜性 18%
椎間板性 13%
脊柱管狭窄症 11%
椎間板ヘルニア 7%
仙腸関節症 6%
その他 23%
このような結果になりました。
この結果から「筋膜」が原因で痛みが出ている確率は、腰痛全体のわずか「18%」しかないことがわかります。
なので、筋膜リリースだけでは腰痛が改善されない場合があるのです。
また、筋膜リリースをすることで腰痛が悪化することもあります。
筋膜の周囲には「神経」があります。
筋膜だと思ってリリースをしたところが実際は神経で、その神経を傷つけている場合があります。
そのことで、神経に炎症が起きて、痛みが悪化してしまうことがあります。
なので、神経の位置がわからずに、ただ筋膜リリースするだけの治療は危険です。
では、どのようにすれば腰痛が改善されるのかというと、身体のどこに異常があるのかしっかり検査をして治療する必要があります。
具体的には、どこの筋膜が原因なのか検査すること以外にも、関節は適切な位置にあるのか、神経に問題はないのか、しっかりとした運動は出来ているのかなど検査することは多くあります。
このように、全身を一つ一つ検査して治療する必要があります。
そうしなくては、腰痛が改善されることはありません。
当院では、「根本的な原因」を見つけて、腰痛を改善していくことができます!
なので、腰痛を治して、
「慢性的な痛みを無くしたい!」
「腰の痛みを無くして楽になりたい!」
「日常生活を痛み無く暮らしたい!」など
と思っている方は、是非ご相談してください!
長年の慢性腰痛
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諦めないでください!
ー整体院 慶新
副院長 伊東聖弥