2020/05/09(土)
寝たきりにつながる「圧迫骨折」とは
カテゴリー:腰痛
こんにちは!
新宿区西新宿で「唯一」の慢性腰痛専門整体院 慶新-KEISHIN-院長の希代拓哉です。
本日は、高齢者に多く、寝たきりにつながりやすい「圧迫骨折」についてお話ししたいと思います。
圧迫骨折は、背骨が潰れたように折れてしまうことです。
圧迫骨折は70歳代男性で10.8%、女性では22.2%の割合で発生したと報告されています。
圧迫骨折の主な原因は骨粗しょう症です。
圧迫骨折を起こす人は、骨粗しょう症であることが多く、骨の強度が低下し骨が脆くなっています。
そのため、後ろに尻もちをついたり、背骨に衝撃が加わると背骨が潰れて圧迫骨折が起きるのです。
背骨には、大事な神経が通っているので、骨折した骨が神経を圧迫してしまうと麻痺を引き起こす可能性があります。
実際に、圧迫骨折をした人の10.3%が寝たきりになったというデータがあります。
圧迫骨折の恐ろしいところは、尻もちなどの衝撃がなくても、自分の体の重さに耐えられず潰れることがあるということです。
そして、その場合にはなかなか自分で気づくことができません。
背骨の1ヶ所に圧迫骨折があると、その後5年間に次の圧迫骨折が起こる可能性は、
骨折のない人と比べ2.4倍になり、2ヶ所以上に圧迫骨折があると4.9倍になります。
圧迫骨折が複数ヶ所に拡大すると、背が縮む・背中が曲がるなどの症状が出ます。
その症状により、バランス機能が低下し転倒しやすくなってしまいます。さらに、大腿骨の骨折した人の80%に、以前に背骨の骨折があったという報告もあります。
圧迫骨折は自分では気づかないことが多いため、大腿骨の骨折につながってしまうと考えられています。
寝たきりになると死亡リスクも上がるので、1つでも圧迫骨折が合った場合には、速やかに適切な治療を受けることが大切です。
・背が縮んだ
・背中や腰が曲がった
・寝返りや立ち上がる時に痛む
・動作がぎこちない などを感じるようなら、整形外科を受診しましょう。
また、自分では気付きにくいので、家族が気をつけてあげることも大事です!
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ー整体院 慶新
院長希代拓哉