2022/10/12(水)
なぜ”画像”に異常がないのに腰痛が出てしまうのか!?
カテゴリー:MRI, レントゲン, 画像, 腰痛, 院長ブログ
こんにちは!
新宿区西新宿で「唯一」の慢性腰痛専門の整体院 慶新-KEISHIN-の伊東です。
あなたは、腰痛でお悩みではないでしょうか?
当院にも、腰痛の症状でお悩みの方が多く来院されます。
その方達の中で、「病院に行ったが画像に異常がなく、結局腰痛の原因がわからなかった」と聞くことが多くあります。
本日は、『なぜ”画像”に異常がないのに腰痛が出てしまうのか!?』について解説します。
まず、腰痛になった場合、病院に行かれることが多いと思います。
そこでレントゲンなどを撮って病名を伝えられると思います。
骨に異常があった場合よく言われるのが、脊柱管狭窄症、腰椎ヘルニア、腰椎椎間板症など言われることが多いです。
しかし、骨に異常が無かった場合、お医者さんも病名が付けられないので、診断することができないのです。
なので、画像に問題がない腰痛に対して行う治療として、湿布や薬などの処置しかできないのです。
では、本当の腰痛の原因は何なのかと言うと、近年の研究で多くの原因が発見されました。
2016年の「山口県腰痛スタディ」という山口大学の整形外科医が発表した論文で、
腰痛患者320名を対象とした腰痛の原因が何かを調査した研究があります。
腰痛の原因の内訳としては、
椎間関節性 22%
筋・筋膜性 18%
椎間板性 13%
脊柱管狭窄症 11%
椎間板ヘルニア 7%
仙腸関節症 6%
その他 23%
このような結果になりました。
その中で、画像で診断できない腰痛は、椎間関節、仙腸関節、筋・筋膜性腰痛、その他の原因が挙げられます。
腰痛全体の「69%」は画像ではわからないのです。
次に画像で診断できない腰痛の原因で挙げた椎間関節、仙腸関節、筋・筋膜性腰痛、その他の原因について詳しく解説します。
①椎間関節
椎間関節は、腰の後側にあって上下の腰椎を繋いでいる関節です。
症状としては、腰の痛み、太ももの外側の痛み、脚のしびれがあります。
特に、腰を後ろに反ったり横に身体を倒した時などに痛みが出ます。
②仙腸関節
仙腸関節は、骨盤の真ん中の骨「仙骨」と骨盤の両側の骨「腸骨」の間の関節です。
仙腸関節は腰の下の方にあるので、腰の下の辺りや鼠径部、脚にも痛み出すことが多いです。
特に、椅子に座っている時や痛い方を下にして寝れない、歩行開始時に痛みがあるが徐々に楽になるという症状があります。
③筋・筋膜性腰痛
腰の筋肉の内、「脊柱起立筋」とその奥にある「多裂筋」と行った筋肉が硬くなったり、弱くなると痛みがでます。
また、腰の筋膜が突っ張ることでも、痛みを出します。
筋・筋膜性の痛みの特徴として、鈍い痛みが広範囲にあることが多いです。
今紹介したのは一部分ですが、腰痛の原因になる筋肉は他にもあります。
④その他
その他腰痛の原因としては、精神的な問題、がんや内臓など内科的な問題などが挙げられます。
以上、画像では判断できない腰痛の原因について解説しました。
これらの原因を無くすことで、腰痛が改善されるのです。
では、どのようにして腰痛を改善させていくのかというと、これらの原因に対して検査・治療していく必要があります。
具体的には、関節は適切な位置にあるのか、どこの筋肉に問題があるのか、神経に問題はないのか、しっかりとした運動は出来ているのかなど検査することは多くあります。
このように、全身を一つ一つ検査して治療する必要があります。
そうしなくては、腰痛が改善されることはありません。
当院では、「根本的な原因」を見つけて、腰痛を改善していくことができます!
なので、腰痛を治して、
「慢性的な痛みを無くしたい!」
「腰の痛みを無くして楽になりたい!」
「日常生活を痛み無く暮らしたい!」など
と思っている方は、是非ご相談してください!
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諦めないでください!
整体院 慶新
副院長 伊東聖弥