腰痛になりやすい”職業”とその対策とは?
こんにちは!
新宿区西新宿で「唯一」の慢性腰痛専門の整体院 慶新-KEISHIN-の伊東です。
あなたは、腰痛になりやすい『職業』をご存知でしょうか?
もし腰痛でお悩みのようでしたら、仕事からの影響も考えられます。
本日は、腰痛になりやすい職業とその対策について解説します。
まず、腰痛になりやすい職業とは何か説明します。
2011年に発表されたMatsudairaらの研究よると、
運輸業 31%
看護師 30%
オフィスワーカー 22%
営業職 19%
が、腰痛になりやすい職業としています。
これらの腰痛になりやすい職業で共通していることが、
「重たい物を持つ」「長時間座る姿勢でいる」ということが言えます。
2001年の日本腰痛学会雑誌でも、
20kg以上の重量物を取り扱うものに高いオッズ比を認めたとあります。
また、Coenen PらとHeuch Iらの研究によれば、
座り仕事と比較して、高い身体活動を求められる仕事の方が慢性腰痛発症リスクを増加させるということがわかっています。
なので、特に重量物を取り扱う仕事や長時間座る仕事が多い方は、腰痛対策が必要になります。
他にも、腰痛が発症しやすい職場環境の5つの因子があります。
・単調な仕事
・仕事の量の多さ
・人間関係のストレス
・仕事に対する満足度
・仕事への評価
が、挙げられます。
これら5つの因子がある職場も腰痛になりやすいので、改善が必要になります。
次に、職場の影響による腰痛の対策について解説します。
重量物を取り扱う時の対策は5つあります。
①できるだけ重量物に身体を近づける。
②床面などから物を上げる時は、片足を少し前に出し、両膝を曲げ、腰を十分に降ろして荷物を抱え、膝を伸ばして立ち上がるようにする。
③重量物を持ち上げる時は、移動する距離を短くする。
④重量物を持ち上げる時は、呼吸を整えて腹圧を加えて行う。
⑤重量物を持ち上げる時は、背を伸ばした状態で腰部のひねりを少なくする。
他にも、道具や補助機器を使用することも腰痛の対策になります。
特に運輸業の方は、リフターなどの昇降装置やコンベヤ、台車などを活用できると良いと思います。
看護職の方は、患者様の体位変換の時にスライディングボードを使用したり、コルセットをつけることをオススメします。
次に、長時間座ることが多い仕事の腰痛対策についてです。
運輸業の方は、トラックに乗り、座っている時間が長いと思います。
その時、少しだけ座席の背もたれを傾けるようにしましょう。
背もたれの角度が90°より95°くらいの方が腰の椎間板のストレスが減少するので、背もたれの角度の調節も大事です。
オフィスワーカーの方は、以前院長ブログで腰痛になりやすい3つの座り方とその対策について解説したのでこちらをご覧ください。
他にも、最近では比較的単調な作業は、AIが職場に進出して機械が行うようになったので、腰痛の方にとっては良いことなのかもしれません。
以上、本日は腰痛になりやすい職業とその対策について解説しました。
今回、紹介した対策を是非実践してみてください。
しかし、そのような対策をしているが、腰痛が治らないという方もいると思います。
なぜ、腰痛が治らないのかというと、他にも原因があるからです。
当院では、「根本的な原因」を見つけて、治療を行っていきます。
なので、腰痛を治して、
「慢性的な痛みを無くしたい!」
「腰の痛みを無くして楽になりたい!」
「日常生活を痛み無く暮らしたい!」など
と思っている方は、是非ご相談してください!
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諦めないでください!
ー整体院 慶新
副院長 伊東聖弥
Posted: 2月 23rd, 2022 under 仕事, 職業, 腰痛, 院長ブログ.
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