筋膜リリースをしているのに腰痛が改善しない理由
こんにちは!
新宿区西新宿で「唯一」の慢性腰痛専門の整体院 慶新-KEISHIN-の伊東です。
腰痛で悩んでいるあなたはどんな治療を受けていますか?
病院の診察を受けている方はリハビリでの運動や投薬、湿布。接骨院に通っている方は温熱療法や電気治療。整体院に通っている方は、マッサージや筋膜リリースを受けていることが多いのではないでしょうか。
最近の情報社会で、電気治療や湿布では腰痛は治らないということは常識になりつつあり、筋膜リリースを治療として行う整体院がすごく増えました。
しかし、この筋膜リリースもまた腰痛の僅か18%しか治すことができません。
本日は、『筋膜リリースだけでは腰痛の18%しか治らない!?』について解説します。
まず、筋膜というのは筋肉を覆っている膜のことを言います。
この筋膜は、違う筋肉であっても連続性を持ち、全身の筋膜が繋がっている状態になっています。
全身繋がっているので、どこかの筋膜が硬く癒着している場合、どこかの動きが制限され疼痛が出る。というのが、筋膜を治療する理由になります。
これは間違いではないので、筋膜をリリースすることによって腰痛が良くなります。
『筋筋膜性の腰痛』であれば。
これこそが18%しか治らないという理由です。
慢性腰痛であれば、原因は様々あります。
『腰痛の85%は非特異的な腰痛であり、原因が特定できない』という言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、もしいまだにこの言葉を言う治療家がいたらその人は勉強不足です。
このことは欧米の論文を引用し、『腰痛診療ガイドライン2012』で記載されたものであり、今では『診断不明の非特異的腰痛は22%に過ぎず、75%以上で診断が可能』とされています。
筋膜リリースの有意性を訴えるために、「85%の腰痛は診断が不可能であり、画像診断ができない筋膜を治療すべきだ」と言う人がいたら、勉強をあまりされていない方なので要注意です。
また、22%の非特異的腰痛の中には筋筋膜性は含まれておらず、占める割合は18%でしかありません。
腰痛の原因の内訳として一番多くを占めるものは『椎間関節性の腰痛』です。
もちろんですが、椎間関節性の腰痛に対しては、椎間関節のアプローチをしない限り腰痛が改善することはありません。
筋膜リリースを行なっても症状が改善しないあなたはきっと筋膜以外に腰痛の原因があるのでしょう。
痛みの原因を見つけ、”見つけ出した原因に対して”アプローチをしていくことが根本治療であり、何を行うかよりも、『検査』と『評価』で腰痛の原因を見つけ出すことが、何よりも先に大事なのです。
本当に筋肉の硬さが問題なのか、筋力が足りないことで痛み出ているのか、そもそも関節が動いていないからなのか、それとも椎間板が問題なのか、検査することは多くあります。
このように、全身を一つ一つ検査して治療する必要があります。
そうしなくては、腰痛が改善されることはありません。
今回の『腰痛の原因とは』について解説したYouTube動画をあげています。
もっと詳しく知りたい方は是非ご覧ください!
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当院では、「根本的な原因」を見つけ改善していくことができます!
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ー整体院 慶新
副院長 伊東聖弥
Posted: 8月 6th, 2024 under 腰痛, 院長ブログ.
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